議論のルールブック

議論のルールブック (新潮新書)

議論のルールブック (新潮新書)

すごいのは「2章そもそも議論とはなにか」。

ある人とある人の議論というのは、誰かが勝ち負けするためのもんじゃない。全員が主観としての正しさを主張しつつ、全体として正しい結論を目指すためのもんだと。そこなんだろな。

議論をする立場として認識しなければいけないのは、議論とは話を聞くことであると。だって、論破したって、自分の主張に沿った行動を起こしてなんかくれないもんね。

参考:本書の元になったサイト「議論のしかた」
http://iwatam-server.dyndns.org/software/giron/giron/