半笑いの馬券術
- 作者: 半笑い
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2007/10/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ラップタイムをどう分析して、その結果をどう予想に反映するか。
スローペースからの上がり勝負から、スタミナ勝負になる競馬が増えているように感じている人は多いと思うけれど、そのときに結果が変わっていくときの競馬のモデルを示しているのが本書。今年の皐月賞を◎○で的中している著者がどうそこへたどりついたのかをblogエントリの引用と補足で説明している。
その他東スポ「西の仕掛け人」上田琢巳氏との対談、競馬場・重賞毎にラップ傾向と分析。それぞれの資料をそのまま当てはめて参考にするのではなく、全体から醸し出されるモデルを自分なりに咀嚼して、今の予想スタイルにどう当てはめるかを考えた方がよいと思う。なんとかビームとか、なんとかラインとか、そういうのに比べればハルカに理性的で他との組み合わせも効くし、インチキ臭さもないです。
かっちり理論としてまとまっているわけではないけど、理論の元になる考え方は読み取れます。もう一歩競馬予想を真剣に考えたい方に。