鞍上内田博幸渾身の一発

ピンクカメオですか・・・・いくら鞍上がすごかろうと、馬に力がなければ競馬は勝てないわけで、極端に展開が向いたわけではない以上馬が評価以上に強かったということしか考えられないですね。坂上でしっかり走れているのはこの馬だけでしたから。ラスト1F12.6秒のところで一番仕事をしていました。競馬は他の馬が仕事してないところで仕事するのが一番強い、というやつでしたねえ。

でも、どこにその脚を見いだすことができたのか・・・桜花賞は状態がまだ本当じゃなかったのかな。

それにしても内田博幸は冷静な騎乗。4角から仕掛けて外で脚を使ってしまった馬を横目に冷静なコーナリング。直線を向いてから徐々に外へ出していくあたりは府中コースをめいっぱいに使った最高の騎乗でした。府中じゃ急いで外を捲ることはないんだよね。

どんな馬に乗ってもこうきちんと乗って来るというのがウチパクのすごいところです。ほんとにすごいです。

シベリアンバード田中勝春も上手く乗ってくれたんですがね・・・まあこの馬に34秒台で上がれと言うのは苦しいので、仕方がないです。複勝でも結構ついてたんだけどなあ。悔しい。