日本の競馬文化

いまさらですが・・・

以下、netkeibaにある、凱旋門賞についての合田氏のコラム

しかも彼らが買おうとしているのは、場内の電光オッズ板が稼働した時点では1.1倍しかつかない(最終オッスは1.5倍)単勝馬券なのである。更に、これを求めた日本人ファンの半ばは、的中しても払い戻さず記念として持ち帰るという行動は、欧州競馬界にはこれまで全く存在していなかった概念であった。名馬が出現した時、往々にして起こりうる日本の1つの風習なのだと説明すると、地元の人間は「日本人とはそれほど競馬を愛しているのか」と、異口同音に尊敬の念を表した。日本には確かに、誇るべき競馬文化が存在するのである。

いや、これは本当に同感です。

帰国して、日本人ファンのマナーの悪さだけが突出して報道されている事に驚きましたし、競馬関係者のコラムにも日本人ファンが恥じであるかのような書き方しかされていないことも悲しいと思いました。

服装だって、地元の人は全員ドレスアップして来ていたわけではありません。一般エリアに関しては汚い格好の人だって一杯いたし、むしろ日本人のほうがきちんとした格好をしていたようにも思えます。テレビでは日本人の勝負服を着たファンと欧州人のドレスアップした女性の両極端だけが映し出されていたので日本人空気読めない、みたいな雰囲気になっていたかもしれませんが・・・。

欧州人は、馬券なんてロクに買いもしませんし、むしろ酒ばっか飲んでました。馬券売り場には日本人が行列をなしてましたが、アルコール売り場には欧州人が行列をなしてました。競馬見に来たんじゃなくて、本当に着飾って見せびらかすか人と酒を飲みに来たというような人がいっぱいいました。

競馬に見向きもせず、高級シャンパンのボトルをあけまくり、酔っ払い、日本人を見かけては「JAP!JAP!」とわめき散らすのがヨーロッパの伝統的な競馬文化なのであれば、そんなものはクソ食らえですよ。

ヨーロッパ人の上澄みと日本人の下の方を比べて、ダメ日本人多すぎと言う。しかもその上下の基準はもの凄く一面的。それも現場に行っているはずの日本人ジャーナリストがそんな見方をするんだからね。プンプン。