かしわ記念 - 競馬はやっぱり力と力のぶつかり合いでこそ

やはり昼過ぎに家を出て、一路船橋競馬場へ。

昨年はかなり暑い日だったと記憶しているのだけど、今年はちょうどいい陽気でまさに競馬日和。予想屋のだみ声もいつにもましていい感じでした。

予想屋の講釈も、やはり内田騎手の動向がポイントになっていましたよ。

「内田が逃げるのか?」「内田だから人気なんじゃないのか?」「内田少し休んだ方がいいよ」

中央での活躍もあり、もはやファンからは困ったときは内田という扱い。そりゃあ、あれだけ神がかってればそうなるわな。

到着したのは7R。ここも内田の動向がキーで、「外枠の内田が先手を取れば内枠の馬は厳しい」というところから講釈スタート。実際には内田の9アドマイヤダリアはスタート安目で馬券に絡めず。自分の馬券は3マルハチスレイマンから6点買った3連複2330円的中。南関東はこのレースのように、1600や1700ばっかりのレースの中に唐突なスプリントレースをくみ、馬券を難しくしていることが多いけど、やっぱりこういう方法しかないのかな。他地区との交流とか、色々あるような気はするんだけど・・・。

8Rはとりあえず6ホウザンフクキタルは堅いとして、相手に転入初戦の7スプリングボゴタを選び枠連5−5を少し購入。空いた時間に個人的に船橋恒例のカレーラーメンを食べたのだけれども、この店が混んでる混んでる。カレーラーメンを注文している客も多い。そのうち、名物化してくるかも。レースは直線後続を突き放すホウザンにスプリングがすがる形でゴール。枠連470円的中。

9R鍾馗盃にはフサイチイチロー登場。この馬、1億7500万円の馬なんですけど・・・。川島厩舎*内田騎手ということで人気も集めていた。ザ・トップの兄さんも「カンパイ後の最スタートで出遅れて惨敗という前走の競馬を見る限りこの馬は逃げ馬。逃げなきゃ用のない馬が川島・内田・関口で馬券が売れるならどうなのよ?」との趣旨でした。しかし、世の常とはいえこの値段の馬が南関B3にいるのは痛々しい・・・。昨日もミステリアスアート(2億2000万)出てたしなあ。馬券は前走積極的な競馬で3着だった9マルマツキセキと堅実な競馬内容を評価して8マイネプレリュードの組み合わせの馬連3連複で勝負。結果はマルマツが抜け出して圧勝もマイネは中団ままでハズレ。ちなみにフサイチイチローはビリケツ。

9Rの締め切り5分前くらいにかしわ記念パドックに向かったが、すでに立錐の余地もないパドック周辺。やっぱり、みんなこの馬を見たいよね。名古屋のマックスウェルカム(あれ?)。東海勢が4頭出ていたのだけど、しかしどれもこれも勝負にならない馬。勝ち負けにならないだけならいいのだけど、明らかに勝ち負けする気のないような馬も混じっているのはどうなのよ。9歳馬パワフルヒッターなんて、もうただ淡々と週1回のローテーションを守って使い続けて一度も掲示板なし。ほんと、こういう馬出すくらいなら中央枠を広げるべきだと思う。競馬という商品を何か勘違いしているような気がする。

パドックはみんないい馬だなあという感想。アジュディミツオーは、きれいな流線型の体で本当はもうちょっと長い距離でもいいのかもしれないけど、今回はスピードを活かせそう。ブルーコンコルドも充実一途、サカラートも昨年日本テレビ盃以上の仕上がりに見えた。馬券は、フェブラリーステークスの序列を重視して◎ブルーコンコルドからの3連単。マイルの距離も左回りももう克服している材料のような気がして。ナイキアディライトが行けばアジュディミツオーにも楽な競馬にはならないはず。

レースはナイキアディライトがスタートで躓き、アジュディミツオーの単騎逃げ。これをブルーコンコルドが3角から自力で動いてねじ伏せに行くが、アジュディミツオーも意地を見せて直線二の足を使い逃げ切り。追いすがったブルーコンコルドが2着。3着はサカラート。2頭の力のぶつかり合いは見応えがありました。今回は逃げたミツオーに展開利もあったけど、どちらもかなり強い馬だと思います。できれば再戦を見たい。あるとすれば来年のフェブラリーステークスになるかな。

最終レースはパスして、京成線で実家へ。PC関連でトラブルとのことで、その対応と近況報告。パソコンって、やっぱりまだ家電製品のような使い勝手からはほど遠いよね。