仮説2.500kgオーバーの馬は短距離でしか走らない
大きな馬はパワフルで短距離戦に強い印象があります。逆に長距離では弱いのでしょうか。
500kg超と500kg未満の馬で距離カテゴリ別の連対率を調査した
全 500kg超 500kg未満
1000m〓1300m 14.2 18.6 13.6
1400m〓1600m 13.9 17.7 13.3
1700m〓2000m 14.9 17.3 14.4
2100m〓2400m 15.4 13.6 15.9
2500m〓 16.3 20.4 15.3
注意
- 2000m超ではサンプル数が極端に少なくなり、2000以下より有意性は低い
- 距離が伸びるにつれ出走頭数が少なくなる傾向はあり、それぞれの馬に対する連対率は上昇するはず
- 出走ベースの話であり、500kg以上でスプリンターが増えるか、ということはこの結果からはわからない(500kg以上の馬が長距離に出走している数が少ない可能性がある)
考察
- 500kg超は距離が伸びると連対率が若干下がり、500kg未満ではあがる
- ただし、1000〓1300のスプリントカテゴリと1700〓2000の中距離カテゴリで1%程度しか差がなく、誤差の範囲ではないか
#この辺、細かく誤差等の計算はしてません
- 500kg超で2100m以上で連対率が下がっているが、サンプル数が極端に少なくなっていて、参考にしにくい。2500以上では20%連対していることも同様に参考外
- 少なくとも、大型馬が長距離に出走したときにマイナスだと言い切る材料にはならない