一口馬主、夢の値段は青天井

結局、夢の値段は青天井っていうことですよね。

G1ウイナーになるんじゃないかとか思ってしまった時点で、それはもう値段に夢が入ってしまう。回収とか、走る確率とか、冷静に考えてない。

一口馬主は当然夢を買っているわけなんだけども、夢を成し遂げるためには継続して馬を買い続けなければならない。でも、買い続けるためにはカネが回り続けなければならない。

売る方は夢を提供することで夢見る少年の心を持った人を食ってるわけだし、買う方は食われてると分かってもそれでも夢を見たい。いやクラブが会員をぼったくってると言っているわけじゃなく、そういう商売なんだということで。

カタログを見てると妻の冷たい視線はないではないけど、うるさいそれでも馬を買うんだと、重賞勝って目にもの見せてやると言いたいのですよ。

「お父さんは何頭馬を買えば気が済むんですか!牧場をつぶす気ですか!」by吉田照哉

そういうことですよ。家計をつぶしちゃだめなんだけど。

ああ、社台でダービーの夢を見たい。痛いと分かっても高い馬買いたい。