競馬の必要コストは弱みか

競艇や競輪では、チルト(プロペラの角度らしい)や自転車のギヤ比が従来の常識から外れた選手が一部で注目を浴びているらしい。レース自体にもおもしろみを与えている・・・という話を読んだ。

競馬でもブリンカーだの蹄鉄だのっていうのはあるけど、それを競馬のおもしろさだとか何だとかはあんまり思わない。むしろ競馬のおもしろさというか、あほさ加減というのは「たかが駆けっこのためにあんな広くて大きな施設を作ってたくさんの大の大人が時間と金をつぎ込んでいる」という点。これはどこの誰がみたっておもしろい。まあ馬券買うかどうかは別だけどさ。その競技に対する興味がなければ、そんなギア比がどうのなんて微妙な話はどうでもいい話だと思う。

競馬はその必要なコストが他の公営競技に対する弱みといえるけど、その強烈なコストが強みでもある。そこを生かさないで何を生かすかと。