第68回優駿牝馬-オークスの唯一の穴パターン〜小さくて大きく走る馬

ダイワエルシエーロ逃げ切りあり、チューニー好位差しあり、ウメノファイバー追い込み有り、エリモエクセル差しきり有り。

オークスの穴パターンは、前走とか位置取りとかペースとか展開とかじゃないんですよね。

これ、全部440キロ未満の軽量馬です。去年みたいに484-494-488なんて決着は珍しいもので、例外だと思った方がいいと考えます。

オークスを勝つにはスタミナが必要。それはそうなんだけど、本当はそうじゃなくて、直線までスタミナを残す必要があるっていうことなんですよね。デカイと2400保たせるのが難しい。あとはスタミナをロスしないような走りができないと保たせるのが難しい。

そうなったときに、ベッラレイアは強いですよね。前走は直線でロスがありながら大外一気に差しきったのは、その時点で一番余力とスピードがあったからナリタトップロードもそうだったけど、大きなフォームできれいに走るよねえ。

でもそれより面白いのがトウカイオスカースイートピーステークスは出遅れ最後方から33.9で伸びるも中を突いた好位付けが押し切った内容で、全然内容では負けていない。ミモザ賞はスマートカスタムとミンティエアーをラスト1F一気差し。ミンティエアーを物差しに考えても、フローラSのベッラレイアに勝てないという理屈はないです。

あのミモザ賞の伸びは、そこまでスタミナを残せていたのがこの馬だけということであり、そういう能力こそがオークスで必要と言う以上高く評価しますよ。

逆にザレマはきつい。ドカドカ走って押し切るような競馬じゃないので、この巨躯は・・・厳しいでしょう。

カタマチボタン・・・難しいけれど、見た目の着順的な実績以外に推す材料がない。3着付けで買うかどうか。


◎トウカイオスカー
ベッラレイア
ミンティエアー
△レインダンス
△アドマイヤスペース
×ハロースピード
×ローブデコルテ
×ピンクカメオ
×ラブカーナ