フューチャリスト宣言 フューチャーをオプティマイズ!
ぼくが小学生や中学生の頃、先生は未来のことをこういっていました。
「経済も世の中もこれから決して良くならない」
「これからは厳しい世の中になる。その中でどう生きていくのか考えろ」
こういわれるたびに、なんだかイヤな気分になっていたものです。
もちろん、単純に未来は良くなるんだと盲進するバブルみたいな考え方をするべきだとも思わないけれど、未来はどうやったって良くならない、という言い方を年寄りが子供にするというその事実に気分が悪かったです。
この本はweb2.0だとか、インターネットの未来だとか、そういうことが多く書いてあるけれど、そんなことはこの本の本題ではない。
- 作者: 梅田望夫,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 新書
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同時代の常識を鵜呑みにせず、冷徹で客観的な「未来を見据える目」を持って未来像を描き、その未来像を信じて果敢に行動することが、未来から無視されないためには必要不可欠なのである。
P207
そういうことですよ。そういう意志を前提とした「未来の明るさ」を持つべきなんです。ちょっと前に「オプティミスト」という言葉に対する議論が盛り上がったけど、フューチャリストとは「意志を持った楽観主義」という意味でのオプティミストと同義。
昔より今は悪い、だから未来はもっと悪い、というような話は「土地神話」を信じるバブラーが暗くなっただけの話です。
というわけで、冷静で客観的に明日の東京競馬の未来像を描きますかね。明日は未来像を信じて果敢に打ちます。