おもてなし本

接待の一流  おもてなしは技術です (光文社新書)

接待の一流 おもてなしは技術です (光文社新書)

ソムリエ・田崎真也氏による、おもてなしとは何か、マナーの本質とは、から、こういうときには何を考えてもてなすか、もてなされるかということまで。「一流の接待」というタイトルだけれど、これはダミー。相手に喜んで貰うという心がけが大事だと言うことを、接待をダシにして書いてくれた本です。

もてなすというのは、もてなされる側のことを考え、どうしたら楽しんでもらえるか、どうしたら喜んでもらえるかをあれこれ考えて行動すること。マナーやら何やらの子細は二の次。なるほど。

仕事でも、遊びでも、その視点は欠けてはいけないんだろうなと思います。顧客にどうやったら喜んでもらえるか、友人に不快感を与えないためには何をするべきか。

昔、あるチームリーダーが、毎朝チームメンバーの全員のことを1分ずつ考えることにしている、と言っていたのを聞いたことがあります。彼は何を考えているのだろうか。彼女はなにかいやなことがあるだろうか。チームとしてどうしたいと考えているのだろうか。

そういう姿勢があれば、いろんなことが上手くいくんでしょうね。