67回桜花賞〜そこまで来るなら差してくれ!

ペースが遅いのは予想通り、あとは有力馬がどこで動くかなと思っていました。ウオッカが直線向いてすぐ追い出し、遅れてダイワが追っても脚色に差がない。2頭で抜けていって、あとはそのまんま。

自分の目はその後ろの方をずっと見ていて、赤い帽子のマエコウさんの勝負服が伸びてくるのがちらっと見えたので、画面の外へ向かって「差せ差せ差せ」と叫んでいたんですが、ちょっとたりずハナ差4着。3連複3連単をちょっと持っていたので、orzとなってしまいました。

でもねえ、上がり33.5秒を使って中から伸びてきてくれたんですから、この馬はとても頑張ってると思いますよ。長い直線めいっぱいに脚を使えたのは力だと思いますしね。ただそれよりカタマチボタンが走ったと。この馬と5着のイクスキューズは府中マイルのクイーンCで力を出しています。上位馬の臨戦過程を考えると、直線の長さを活かしたロングスパートが利くかというのが桜花賞のカギになってきそうな感じはありますね。もはやスピードを競うレースじゃなくなっちゃった。穴を狙うなら、フィリーズレビューの負け組や、スローで上がりが早すぎて負けてきた馬なんかが本番で一気に脚を伸ばすという形になるでしょう。

あとの問題は、これってよりオークスへ直結してしまいそうで、どうしようもなくなってしまいそうというところです。皐月賞→ダービーは、中山適性と東京適性で議論することができたんだけど、桜花賞オークスはそんなに差がなさそうで困る。