京成杯を冷静に予想してみると

やっぱり中山の時計は速いねえ。土曜日は芝6レースのうち4レースが逃げ切りで、残り二つは2番手からの抜け出しだった5R新馬戦とユーロペが暴走気味に飛ばした紫苑S。要するに、普通の競馬なら前の組で決まると。

モルゲンとハーティー、まともに考えると厳しいと思うんだよなあ。モルゲンが追いきりでもたもたしてたとか、そんなことをおいておいても楽なレースじゃない。

まずハーティーは後ろからに決まってる。行けば行ったで脚が残る気がしない。能力があるないの話じゃなくて、力を活かせない条件だと思います。中山なら何でも良いと言うことではないと思うので。

モルゲンは、勝つなら昨年の京成杯や重賞初勝利したダービー卿CTみたいな競馬じゃなくて、一昨年の京成杯の位置がほしいです。でも今年はそこまでぬるい相手じゃないよ。ほんとに、重賞っていやになるくらいメンバーが強いよねえ。マイネサマンサステキシンスケクンインセンティブガイストーミーカフェマイネルスケルツィあたりまで先行好位がほしい。吉田隼人云々を考えなくてもいい位置を取るのは難しいです。

主力と思っているのは柴田善臣マイネルスケルツィ。NZT勝ち→マイルC惨敗というのはハーティーと同じパターンだけど、タイプは全然違う馬だと思う。中山の時計が早い馬場で、ドンドコ先行して速い上がりにも対応出来るとなると、ここはスケルツィのチャンス。府中では加速力で負けたけど、今回はそんなものなくても大丈夫。外枠からうまく3番手くらいが取れれば・・・。

相手はインセンティブガイ。極端にスロー競馬とかでなければ、安定した内容ですよね。東風Sの内容からも自分のペースで競馬出来れば今回の条件は良いでしょう。

モルゲンとハーティー・・・うまい競馬とか、勝ち負けとか、そんなことはどうでもよいので(どうでもよくないけど)自分の力だけ出せればいいです。楽しみにしてます。