自分の価値を下げる、そのひと言

「彼女が頑張っているのはよくわかるし、それを評価していないわけではないのです。ただ、『私は頑張っているんです』という言葉の先には、『だからなんとかしてください』、『だから私は悪くないんです』といった気持ちが見え隠れしてしまう。頑張っているかもしれないけど今はまだ困難な局面を打破できていないのだから、知恵を絞ってほしい。そこに物足りなさを感じてしまうわけです」

特に女性のことを言われていますが、男だっておんなじような人は一杯います。

自分もこの話と同じように「だからなんとかしてください」と思っていた時期があって、上司にそれを指摘されたことがあります。「周りがどうじゃなく、では自分はどうすりゃいいの?というのを考えろよ。人のせいにするのなら、お前もそんだけのことやったんだろうな?」という趣旨の話でした。

確かにそのとおりで、そのときはそのときなりに考えて色々やりました。大変でしたけど、やったこと自体は良かったし、そういってくれた上司には感謝しています。