第56回安田記念 - 荒れる!

安田記念の基本は、まず東京競馬場で行われると言うことだと思う。500mの直線で速い足を使えない限りはまずダメ。そのために直線までスタミナを残せないとダメ。さらに、坂下で加速したスピードを坂を登った後まで維持出来ない限りはダメ。東京競馬場の競馬というのはかくも厳しいものだと言うことが前提になる。

先週まで注目されたトラックバイアス。Bコースへの変更と、今週の好天から極端な内外差はなくなる。そこまで気にしない方がよい結果につながりそう。

オレハマッテルゼにダイワメジャー、最終的にはこのあたりが上位人気二頭になるかと思う。3連複でも支持率40%に迫る2頭だが、この二頭は苦しいはず。

ダイワメジャーは末脚がない。そのために東京コースではいつもゴール前差される結果に終わっている。だらだらとした脚だけでは、絶対にゴールまで保たせられない。こういうタイプが勝つにはよほどナメられて、離して先行することが必要だが、今回ノーマークになることはない。3着も厳しいだろう。

オレハマッテルゼは恵まれたメンバーでG1を制して、京王杯ではまたインコース有利の中スローペースでの単騎逃げとこれ以上ない恵まれた競馬。ここ2走の結果は回りの条件が変わっただけで、馬が大幅に変わったと言うことはないと思う。東京のマイルという厳しい条件で恵まれると言うことは考えづらく、その前の競馬の内容を基準に考えると、人気との釣り合いからとても買えない。

◎には府中6勝のアサクサデンエン。香港、ドバイの敗戦は特殊な状況下でのものでこれは度外視できる。昨秋の天皇賞の内容や、昨年の勝ち馬であることを考えても当然ここで能力は足りているはずで、単勝20倍を超える人気薄であるなら狙って当たり前。不安もあるけれど、ここまでオッズがつけばスケベ根性で軸に据えてみたい。

テレグノシスも[5425]の府中芝は望むところ。天皇賞からダービー卿までの3走はどれも言い訳がつくものばかり。武豊騎手への乗り替わりは好材料で、勝浦騎手の大外を回すだけの競馬から変化の可能性がある。ダンスインザムードも昨秋からの牡馬相手のG1好戦の実績から当然買い目に入れる。

アサクサデンエン
テレグノシス
ダンスインザムード
インセンティブガイ
ブリッシュラック
△ジョイフルウィナー
×ハットトリック
×ザデューク
×カンパニー
×バランスオブゲーム

馬券は3連複で。このレースで3連単買ってたら、何点買えばいいのかよく分からない^^;

なんとかここでもう一発万馬券を当てて、ドカンとラフィアンに突っ込みたい。