GWに読んだ本2冊
五日連続で馬券を購入するというまさに概ね「ゴールデン」ウィークだったですが、そんなことだけしていたのかというとそうではない。本も読んでいましたよ、と。
- 作者: 岡島幸男
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: 単行本
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ちょっと前まで担当していたプロジェクトでは、プロマネがまさにヒーローでした。下にいればそりゃ色々文句矢口も出てくるけれど、「現場リーダー」としてかなり高いレベルにいた人だと思います。この本を読んでいると、彼がリーダーとしてやっていたことの正しさがとてもよく分かってきます。下について勉強させて頂いたこともたくさんあったし、この本を読んで改めて、ああ、こういうことだったんだと分かることもありました。
この本はあらゆるものに対して「中庸」の立場で見ることが大事だと書いています。この本の書き方もまさに中庸で、なんだかあっさり書いてあるような気がするのはそういうことなんでしょう。
私がPMBOKとかのプロマネマニュアルみたいなのをすんなり受け入れられないのは、単なる理論の押しつけのように感じられるからだろうと思うんですが、この本にはそれがない。素直に読めば腑に落ちる本でした。
- 作者: (株)スターロジック羽生章洋
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前やっていたまた別のプロジェクトで、データベース設計のスキルがもっとちゃんとあれば・・・と後悔したことがあったので、実戦的な話として読んでみました。
リレーショナルデータベースの教科書的な正規化がどうしたなんて話は当然基礎としてあるんだけど、それだけでは実務では立ち行かないという実感が既にあったので、書いてあることはするすると飲み込めました。「あーあー!確かにそういうことあるよねー!なるほどそうすればよかったんだねー!」みたいに。
アカデミックで理論的な話は好きだけど、実際にはその上に何を載せるかが問題だと思うので、とっても役に立ちました。とりあえず財布の中のハズレ馬券(これだって立派な帳票!)を見てデータベース設計の素振り。
Oracleの資格もそれはそれでいいんだけど、こういう実戦的なスキルと経験に裏打ちされてないとあんまり価値もないなあ、とOracleマスターの勉強進んでないことを言い訳してみるテスト。