ジャパンカップ

どうも、府中の馬場はだいぶ上がりが掛かってきた。最終週になって、だいぶレース展開も替わってきたようだ。距離も伸びるし、各馬積極的に出るとも考えられる。今回は、天皇賞のような３２秒台の末を争うような競馬にはならない。上がりは35秒台と読んでそこを前提にした予想を組み立てる。

ゼンノロブロイは昨年の覇者。勝ち続けられないことで余り王者といったイメージを持たれない。しかし、府中に限ればＧＩ４戦と青葉賞で[３２００]。今回は多少上がりが掛かるはずという読みが正しければ、坂で加速して一気に突き放すゴール前になるはずだ。

バゴは意外と人気がない。日本の馬場への適性を疑われてのことかも知れないが、昨年の凱旋門賞の勝ち時計は2.25.0。この高速時計での勝利が生涯ベストパフォーマンスなのだから、日本適性がないとは決めつけられない。ラストでののびは東京で坂を上ってからのもう一伸びにもつながる。相手候補。

昨年２着のコスモバルク。今期は不調だが、前崩れの宝塚記念も上がりの競馬の毎日王冠もこの馬に向いた競馬とは言えない。東京２４００という条件で再度見直せる。

アドマイヤジャパンはスタミナタイプ。ダービーでは敗れているが、先行から上手く回ってくればしぶとさを活かして粘り込みも有り得る。