菊花賞
ラフィアンオータムパーティーで、岡田社長が「思想や哲学があれば、軽率なことはしない」という趣旨の話をされていました。
私も、哲学というような偉そうなことではありませんが、仕事や趣味等様々なことで大局的な方針を立てて、できるだけそれに沿って進めるように考えています。
馬券も一応同じで、「大勢のミスを見つけ、その反対へ張る」というのが私の思想です。
そのための実際の行動としては、過剰に人気を集めた馬を外して3連複等で網を張るか、不当に人気のない馬の単勝複勝や連勝の流し馬券を買うことです。このどちらかができないときは馬券を買えません。
だから、菊花賞でディープインパクトが強いと思うだけでは、馬券は買えません。大勢と同じ意見ですからね。
今回の競馬では、ローゼンクロイツとシックスセンスを外すことで馬券を買いたいと思います。
根拠としては、神戸新聞杯好走馬の菊花賞での惨敗ぶりです。ハーツクライ、ゼンノロブロイとサクラプレジデント等々、神戸新聞杯好走馬より負けた馬の方がより好走しているという現実があります。阪神2000mの実績で買われた馬が、京都の3000mでその通り走れないということです。
シックスセンスがダービーで坂上インティライミを捕まえられなかったということは、ディープインパクトが早まくりをしたときにそれについて行って後続を突き放す脚がない可能性を示していると思いますし、ローゼンクロイツも上がり34秒台前後の末脚を活かす以外の好走パターンがないことで、3角下りからのロングスパートができない可能性が高いと感じています。
神戸新聞杯好走馬と言っても長距離適性にケチをつける理由がないディープインパクトは当然買い目に入れ、ダンスインザダークのコンラッド、中京でのマクリが印象的なミツワスカイハイ、距離伸びて悪くないはずのアドマイヤフジ、中京で長距離適性を見せたフサイチアウステル、上がりが掛かったときのヤマトスプリンターの5頭へ3連複で。