妻の祖父が亡くなりました

12/30に妻の祖父が亡くなりました。北海道に行って、葬儀に参列してきます。

(自分が言うと失礼かもしれないけれど)いいおじいちゃんで、いろんなエピソードがあります。一部ご紹介。

札幌競馬

昔、札幌競馬で馬券を買うとき、間違えて隣の窓口にならんでしまった。

(昔はマークカードというものはなく、1−2の窓口、隣は1−3の窓口という具合になっていたので、隣に並ぶと違う目を買うことになる)

そしたら間違えて勝った目が的中し、万馬券になった。配当は20万円。当時としては相当な額と思われる。

おじいちゃん「ああいうことはあるもんだべなあ」
妻「そのお金どうしたの?」
おばあちゃん「私は聞いてない」
おじいちゃん「いや、んん、ははは」
おばあちゃん「多分すすきのでのんじゃったのよ」


この話は3回聞いて、3回とも同じ手続きでおばあちゃんににらまれていた。

すべらない話ならば3回してもいいんです。

年越し麻雀

ある年、大晦日から医者などの連中と麻雀をしていた。大晦日からおばあちゃんが産気づいて入院したが、そのまま麻雀を続行。元旦になって子供が生まれたときも麻雀をしていた。

手を離せなかったのは、麻雀途中でレートが思っていたより一桁違ったことがわかり、出産どころではなかったため。手をふるわせながら打っていた。

結果はなんとか浮きに持ち込んで終了。そこから漸く病院にいったとか。

出産も母子ともに健康に済んだはずです。

社長

息子(自分から見ると義父)とキャバレーに行くに当たり、「店の中ではおれのことを社長と呼べ」と指示した。

これいいなあ。

いいおじいちゃん

色々あるけど、誰もおじいちゃんのことを悪く言わない。正月だけど、きっと葬式もたくさんの人がくるんだろうなあ。

「孫のことをよろしく頼みます」と言って手を握ってもらったときの感触は忘れてません。