惨敗

マイネルジークは日曜新潟4Rに出走して10着惨敗。騎手の話では「出来は良かったのでダートがあわないとしか思えない」って言ってくれているけど、芝だって似たような成績だし、むしろ上がりが掛かってるのに着差がそんなに大きくなってないことを考えれば前走並みのパフォーマンス。こっちだって「ダートで新味がないか」なんていってたくらいの芝の成績なんだから、調教師に文句を言うところでもない。もはや問題は馬自体のフィジカル的なところまで切り分けられちゃった感じ。

いやいや、でもまあ、馬なんてホント分からないですからね。マイネルキッツだって天皇賞勝つんですから。あの馬は募集時ものすごい人気で、たしか1000万円以上使ってる会員じゃないと権利がない馬でした。あっさり勝ち上がったはいいものの条件クラスを行ったり来たりして、ようやくオープン入りしてもぴりっとしない成績。ようやく天皇賞に出走しても単勝50倍弱。レースの直前まで評価が低いのに、5年前の1歳時にこれを当てるのは難しいです。当時ですらこの馬が人気を集めている理由がさっぱり分かりませんでしたからね。

山野浩一先生のblogを読んでああ、マイネルキッツが勝って良かったなあ、と思いつつ、マイネルキッツが花開くまでに掛かった時間を考えるとマイネルジークにも時間が欲しいなあなんて思ったりもするのです。キッツと比較する馬じゃないかもしれませんが、一夏って言うのは馬が変わって結果を出すには短すぎる時間です。