本当に成果主義?

成果主義、この扱いは難しい。突き詰めていくと苦しくなる。どう仕様もない焦りを覚え、そこから抜け出せなくなってしまう。

 世の中、これに市場原理の競争が加わり、結果を出せなければ評価されないという二重苦に陥り、あちこちから悲鳴が聞こえている。かくして、偽装や不祥事が発覚するという自体が続くのだ。連日こんなニュースばかりで、少なからず気が滅入ってしまう。嘘の横行、由々しいこの情況、なんとかならないものだろうか。

メリット制のことを言っているのじゃないかと勝手に想像する。けど、調教師の廃業とかはなにもメリット制によってだけ生まれたわけではない。メリット制や馬房数の3倍登録可能になったことによって上位厩舎に馬が集中し、下位厩舎に馬が回らなかったことによる。馬房が減ったからじゃなくて、馬が回ってこなくて馬房が埋まらなくなったから。つまり、直接的には廃業においやったのは馬を預けない客である馬主であって、JRAやメリット制そのものではない。

馬主は必ずしも結果だけで厩舎を評価しているわけではなく、調教師の人間性や仕事のやり方、厩舎全体がどうまわっているのかなどをみて預けていると思う。それは成果主義だけではなくプロセスも評価するべきで、馬主が結果による評価に偏っていてプロセスが評価されない状況になっているのであれば、そこを指摘するべきところじゃないかと思う。

まあ釣り記事だと思いたい。でなければもうこんな浅い記事は書かないでほしい。>元記事