なぜわたしは競馬を打つのか
自分の生き甲斐はカネではないし、カネによって買える生き甲斐もないからです。
馬券を買うくらいだったら働いた方が速いなんて言うのは、もう10年前から思っていたけど、それでも競馬はずっとやってる。競馬は投資の対象だと思ったことなど一度もない。
- 作者: アンドリューベイヤー,Andrew Beyer,山本尊
- 出版社/メーカー: 自由國民社
- 発売日: 1995/08
- メディア: 単行本
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第7章高配当を生む馬券の戦略より
1984年に行われたホースプレイヤーの集まりでは、彼らはかなり目立っていた。ぼくはそのとき、お金の配分に関するセミナーに参加したのだが、ぼくが「もし確実に信頼出来るもうけ口を望むのなら、定職に就けばいいんです。」というと、彼らはくすくす笑っていたものだ
明らかに大多数のホースプレイヤーは競馬が好きだ。競馬場までてくてく歩いていって、「競馬場は嫌いなんだが、ともかく生計を立てないといけないから」と不平を言っている人など見たことはない。
(中略)
会社の顧問弁護士をただの楽しみだけでやっていないのと同じように、競馬を楽しみでやらないのなら、一体、どんな動機を持って競馬場へ行くのだろう。