秋華賞&府中牝馬S
第11回秋華賞
最近は堅く収まることも多くなったが、秋華賞が始まってから5年で4回の馬連万馬券で荒れるレースというイメージが強かったこのレース。
その原因は京都内回り2000mというトリッキーなコース。小回りを意識してペースが速くなってしまったり、追い込み馬が人気を集めて外を回すと内から人気薄が抜けるなど展開に左右される波乱がある。
で、その鍵となる展開だが、平均以下のペースからのロングスパートとみたい。人気を集めるのはアドマイヤキッス、カワカミプリンセス、キストゥヘヴンといった差し・追い込み脚質の馬。前半はこれらの馬の出方を見つつ、3角過ぎで人気馬が動いたタイミングでペースが速くなる。それなら、一歩速くスパートをかけて粘り込める馬なら追い込みを封じ込められる。
本命はシェルズレイ。前走の競馬がいい競馬。これでここまで人気がないのが不思議なくらい。桜花賞といい、オークスといい、どうも好位置を取れずに消化不良の競馬だった。今回は好枠を引いて小回り。すんなり先行から出し抜ける競馬ならヤマカツスズラン的になんとかならないか。
相手はアサヒライジング。桜花賞は早めに抜け出してあわやの内容だったし、府中のオークスも好内容。先行抜け出しを挙げるなら真っ先にこの馬だが、今回はこの外枠。その点と人気を理由に対抗に落とす。
注意したいのはブルーメンブラット。古馬1000万を勝てば通用するのが3歳牝馬路線。大倉山特別レコード勝ちと、京都の矢車賞を勝った内容を評価。
大穴でタッチザピーク。ここ3戦はラストバッタリ止まってしまう内容。デビュー2戦の内容から切れ味は持っているはずで、課題はスタミナ。内に潜り込んで何とか脚を残せれば上位進出も。